ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

シリーズ:永安学長に聞いてみた(第6回:スイーツ談義 後編)

スイーツが大好きな永安学長と学生の皆さんによるスイーツ談義
前編では、今川焼の美味しい食べ方について、学長からのレクチャーがありました。
後編は、学長と今川焼との思いから始まります。

 

それでは、スイーツ談義(後編)の始まりです!

 

左から図書館長(崎長ライト)Mさん(多文化2年)
永安学長Iさん(経済2年)Tさん(多文化2年)
※学生はいずれも学生広報スタッフCho査隊NKスターズメンバー

 

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■学生広報スタッフCho査隊NKスターズ

https://prstaff.nagasaki-u.ac.jp/

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学長 こっちでは今川焼っていうけど、回転焼きとも言うよね。
   中学生の頃、土曜日学校が終わったら、焼きそば屋さんに行っててね、
   そこで回転焼きを作っていたんだよ。
   必ず、焼きそばを食べた後に、回転焼きを1個だけデザートに
   頼むんだけど、お店のおばちゃんが焼きそばの鉄板の上で
   パリッと焼いてくれて、あれが抜群にうまかった!
   …っていうイメージがずっと頭にあって。
   だから、どの食べ物もちょっとだけ周りがパリッとしているのが
   好きなんだよね。
   基本的に粒あんが大好きで、粒あんのものには目が無いね。
 

 

学長 もう一つ、病院で食事指導を受けたことがあって、
   その時に「僕ぐらいの年齢だったら、同じスイーツなら何がいいですか?」
   と聞いたところ、「基本的には和菓子でしょう」と。
   「和菓子でも何がいいですか?」と聞いたら、
   「餡子が入っている方がいいんじゃないですか」と言われたんだ。

   でもね、そうは言っても、ケーキ大好き。

全員 (笑)

崎長 館長のうんちくとしては、<南蛮から伝わった菓子は、それまでの
   和菓子とは違い、砂糖をふんだんに使うもの。この伝来により、
   菓子の世界に革命が起こり、長崎街道を中心に、砂糖文化が各地の
   文化と風土を取り入れ、個性ある味と花開きました。
   そのため長崎街道は、砂糖の道「シュガーロード」とも呼ばれており、
   今なおその技術と味は受け継がれています。(長崎市役所HP)>で、
   シュガーロード周辺って、いろんなお菓子や美味しいお菓子屋さんが
   今も続いているんですよ!

学生全員 へー!    

崎長 何でも甘いでしょう?醤油も甘いし。料理も甘いし。

学長 この前、福岡に行ったら、今、カヌレも専門店があるんだね、びっくりした。

 

 

学長 (カヌレを持ちながら)本当はきんつばなのよ。
   きんつばか、今川焼を持ってきたかったんだけどって書いといて。

全員 (笑)

崎長 では、皆さんにとってスイーツとは何ですか?

学長 やっぱり日々のエネルギーですね。これが無いと、その日が終わらない。

崎長 なるほど。

学長 これを食べることで、「あ~、今日一日頑張ったな」「これからも頑張ろう」
   と、思うしね。
   そう言いながら、朝から食べたりするけどね。

全員 (笑)

 

 

学長 あんまり関係ないかもしれないけれど。エネルギーであることは間違いないね。
   別腹だよね。
   食べ過ぎていかん(よくない)ところもあるかもしれないけれど。

Mさん なんか、食べている時が「生きてるなー」って感じる時です。
    一番幸せを感じるから…。

崎長 確かにね~。

 

 

Mさん 自分の感情を理解できるタイミングや、リラックスできる時は、
    スイーツ食べている時だなと思います。

崎長 なるほど。

Tさん 以前の私はコンビニでスイーツを買うことに抵抗を感じることが多くて。
    ご飯3食食べているのに、これ以上食べたら体にはよくないとか。
    無駄遣いだ、とか思っていたんですけれど…。

 


Tさん 最近は考え方がちょっとずつ変わってきて、こういうスイーツって、
    手っ取り早く、一番簡単に自分を幸せにする手段だなと思うようになって。
    自分を律するとなると、自分に何かを課したりすることが多くなるけれど、
    スイーツを食べることは一番簡単な自分のストレスマネジメントというか、
    幸せにする近道だなと最近思うようになりました。

崎長 へ~、すごい。

学長 今は君たちはまだ新陳代謝がはげしいから、どんどん食べていいと思うけど、
   僕ぐらいになると、あんまり食べ過ぎるとすぐ体に現れるから、そこは注意しないとね。

Iさん 私が思うのは、ご飯と別の幸せの塊ですし、ご飯とは別の息抜きだと思います。
    その1個に幸せが詰まっているというか…。
    ご飯は自分で作ることができるけれど、スイーツは大学生になってなかなか
    自分で作る時間が無いし、作らなくてもいいものじゃないですか。
    お金を払って、一個小さな幸せを手に入れて頑張ろうって思う存在です。

学長 災害時に備えて、必ずチョコとか、何か一個カバンに入れておきなさい
   って言われたとき、何を入れる?

崎長 チョコレートだと溶けるし、羊羹?

学長 僕はきんつばなんです。

Iさん 私はボンタンアメです。

全員 おおー!

崎長 いいなー!

学長 今日持ってくればよかったのに。

Mさん 私はやっぱりチョコレートです。
    チョコレートはずっと食べているので、常に持ち歩きたいです。

学長 ね、学生は食べるものの見た目も大事だけれどね。
   いや、いいんだよ、ボンタンアメもね。

全員 (笑)

崎長 話を戻すと、僕にとっては、スイーツはコミュニケーションの道具の一つです。
   大阪の方が「はい、あめちゃん」って言って配ったりしますよね。
   僕は、看護師さんとかに「ありがとう!」って言って配るよ。

学長 僕は、もらったことないけど。

全員 (笑)

学長 ブラックサンダーも人にあげるのにいいよね。沢山買いだめしておいてね。
   今度は(学生3人が所属する)長大広報NKスターズにも!

全員 (笑)

 

 

編集後記:

国内外を飛び回る永安学長のエネルギーの源は、おいしいスイーツということがわかりました。また、学生の皆さんにも、それぞれにスイーツに対する思い入れがあり、楽しい団らんとなりました。皆さんは、どのようなスイーツがお好きですか?