ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

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シリーズ:永安学長に聞いてみた(第4回:国内外へ)

学長に就任してまだ半年をすぎたばかりですが、永安学長は、いきなりスタートダッシュで、精力的に国内外へ出張。3月には韓国・ソウルへ、4月には福島へ、と忙しそうです!

 

ソウルでは、長崎大学と国際ワクチン研究所(IVI)の包括協力協定の調印式が、行われました。長崎大学は「感染症研究出島特区(DIDA)」を設置、日本医療研究開発機構(AMED)による「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の研究開発拠点にも採択されています。長崎大学とIVIは、ワクチンの研究開発分野において、共通する部分が多く、連携による相乗効果が期待されます。

韓国:国際ワクチン研究所(IVI)にて、Jerome Kim所長との調印式

 

崎長:どうでしたか、ソウル? プルコギは食べて、明洞で買い物して、サウナに入って、アカスリやってもらいましたか?

学長:いやいや~そんな暇はないよ(笑)。トンボ返りでね~。それに移動がね、大変だったのよ。行きも帰りも、新幹線とまっちゃってさ、ひやひやしたよ。

 

秘書室長情報によると、学長の乗った行きの西九州新幹線において、長崎→諫早間のトンネルの中で車両が緊急停止。「安全確認作業中です。完了時間は未定です」のアナウンス。ヤバい、仁川行きに乗り遅れると焦りまくる同行する秘書室長。30分後、車両が動き出したものの、武雄温泉からのリレーかもめは既に出発。おいおいおい、それはないよ~。次便の特急は超満員で同行は立ったまま約1時間揺られて博多駅へ到着。幸い、仁川行きの飛行機に何とか滑り込みセーフ。汗かきまくりの秘書室長、ご苦労様でした!

 

復路は、学長は京都で学会のお仕事。京都駅→博多駅長崎駅の新幹線に乗車予定でしたが、同日朝に山口県で起こった事故により、終日大幅にダイヤの乱れが生じており、だいぶ遅れて帰ってこられた模様…。なかなかタフな出張だった学長、ご苦労様でした!

 

崎長:福島はどうでしたか? また、新幹線止まりましたか?

学長:(笑)今度は大丈夫。予定通り。

崎長:残念(笑)、ネタになりませんでしたね。2011年の東日本大震災の時は、僕も派遣させてもらいましたが、それから多くの長崎大学の教職員が継続して支援を続けていますが、今回はどういう目的で?

学長:ひとつは、これまで本学が関わってきた福島の復興の現場をこの目で見ること。もうひとつは、今後の更なる関係強化に向けて各機関の代表の方々と意見交換することだったね。

崎長:なるほど。学長が目指す、地域に根ざした視点とグローバルな視点を持った活動ですね。つまり、東日本大震災で意識することとなったグローバルヘルス、グローバルリスク、グローバルエコロジー、これらの全学的な実践活動ですね。

学長:お~、よく勉強してるね(笑)

崎長:図書館長ですから(笑)

 

【今回の活動】
1日目に福島県庁、福島医科大学、福島国際教育研究機構を表敬訪問。また、東日本大震災原子力災害伝承館を見学。2日目には、本学が拠点を置く双葉町富岡町大熊町川内村の首長を表敬訪問。

 

福島県庁にて、内堀知事とともに記念撮影

山下俊一副学長(福島県立医科大)の案内で、高村昇教授(長崎大学 原研国際)らとともに福島県立医科大学キャンパスを見学

福島県立医科大学にて、原子力災害を想定した学生実習の様子を見学

東日本大震災原子力災害伝承館にて、同館館長 高村教授より説明を聞く

 

【参考:長崎大学ホームページ】

www.nagasaki-u.ac.jp

 

www.nagasaki-u.ac.jp