11/19に終了した図書館イベント「Library Lovers’ Nagasaki」。
医学分館のクイズゲームは昨年度超えの18名がクリアとなりました!
試験や勉強の息抜きに楽しんでもらえたようで、嬉しいかぎりです。
今回は、そのクイズの答え合わせ…すなわち【解答編】です。
ゲームに参加できなかった方も、このブログで参加した気分を味わってくださいね☆
まず1問目。
「ポンペ指導のもと、日本初の人体解剖が行われた長崎市内の場所はどこ?」
これは、近代医学史料室の目玉展示のひとつキュンストレーキにまつわる問題でした。
キャプションを読むと、答えがわかります。

答えは、西坂の丘でした!場所を知ると、現実味を感じますね…。
2問目
「『正骨原』に描かれた次の図は、『正骨範』におけるどの正骨手法?」
挿画入りの問題で、ちょっと変化球でした。
展示資料の絵を見ながら答えを探してもらうものでしたが、実はこの「正骨原」、図書館Webサイトでも見ることができるんですよ。
附属図書館電子化コレクション 近代医学史関係資料「医学は長崎から」
正骨原 ↓
www.lb.nagasaki-u.ac.jp

答えは、螺旋でした!
ちょっとカッコよさげというか、少年漫画の必殺技っぽい名称ですよね。
3問目
「展示中の『Flora Japonica(日本植物誌)』は、どんな植物のページが開かれているかな?」
こちらはシーボルト来日200年にちなんでの問題でした。
長崎歴史文化博物館で開催されていた「大シーボルト展」で展示されていた資料が、医学分館でも公開されているんですよ。

答えは、あじさい(紫陽花)でした。
牧野富太郎に負けず劣らず、精密な絵ですよ。
電子化コレクション 近代医学史関係資料「医学は長崎から」
シーボルト 日本植物誌 ↓
www.lb.nagasaki-u.ac.jp
4問目
「聴胸器は木製とガラス製の二つが展示されていますが、ガラス製が作成された理由は?」
目玉展示のひとつ、聴胸器(聴診器)の問題ですが、この4問目と5問目は選択問題となっていました。

答えは、A)聴胸器の中の構造がわかるようにするためでした!
ガラスだと、造りがまるわかりです。
そして最終5問目
「長与専斎と同時期に教鞭を取っていたのは、次のうち誰だった?」
選択肢は、A)ポンペ・B)ボードイン・C)マンスフェルトでした。
坂本キャンパスでは言わずと知れた有名な方々ですが、いつ頃に誰と一緒に教えてたのかとなると…悩みますよね。

答えは、C)マンスフェルトでした!
いかがだったでしょうか?
あらためてクイズの答えを探しながら展示室を歩いてみると、新しい発見もあったのではないでしょうか。
これからも、医学分館で新しい発見を、ぜひ。
K.O