先週、経済学部分館の分館長・南森先生が、南森ゼミ所属の4年生と共にカウンターを訪れ、嬉しい報告をしてくれました。
経済学部が毎年募集している「学生懸賞論文」に、南森ゼミの2名が見事入選した、というのです!
入選したのはこちらのお二人。
左から、辻󠄀直晃さん、南森茂太先生、寺田寧々さん
お二人が所属する「日本経済史ゼミナール」は、毎週、経済学部分館1階のラーニング・コモンズで3-4年生合同で授業をしています。
ちらりと垣間見る感じでは、毎回各々の研究成果をプレゼンし合っていて、みんなの発信力も高そうです。
入選した論文のタイトルはというと、
「陸奥宗光の長崎修行」(辻󠄀直晃さん)
「シーボルトが見た日本の統治体制」(寺田寧々さん)。
二論文とも、日本の近代化の歩みを知ることができるという点で共通しています。
辻󠄀さんが書いた「陸奥宗光の長崎修行」という論文は、後に明治政府の外務大臣として活躍した陸奥宗光が、「海援隊」の一員として活躍していた長崎修行時代にスポットを当てています。
一方、寺田さんが書いた「シーボルトが見た日本の統治体制」という論文では、シーボルトが江戸時代の統治体制を高く評価してオランダ政府に報告した結果が、日本が独立を維持できたことに繋がったのではないか、と考察しています。
歴史に疎い私でもするりと読める、面白い論文でした。
嬉しいことに、図書館資料もふんだんに使われています!
入選したお二人は、とにかくキラキラしていました✨
これからの可能性も感じられるし、いやあ学生って、若いって、まぶしいーーー。
論文を書くなどということは働きだすとあまりないことなので、懸命に論文を書いた記憶とそれを評価された自信は、お二人の中にこれからもずっと残っていくのだろうと思います。
そう思うと、ぜひ次に続いて欲しい!
在学生の皆さん、次の懸賞論文、どうですか?!
『学生懸賞論文入選論文論題一覧』
https://www.econ.nagasaki-u.ac.jp/under_g/activity/prize_essay/result.html
図書館で資料と共にお待ちしています☆彡
Y58