11月3日(金)は、まさに行楽日和の良いお天気でした(むしろ暑かったですよね)。
毎年長崎でこの日に開催されるウォーキングイベント、「長崎ウーマンズ・ウォークラリー」をご存知でしょうか。
今年のこのウォークラリーのコースが、「シーボルト来日200周年」ということでシーボルトとその家族の足跡を辿るものになっていました。そしてシーボルトにまつわる資料といえば、長崎大学の図書館にもたくさん所蔵されているんですよ。
今回、医学分館と経済学部分館のスタッフがウォークラリーに参加してみると、シーボルトや図書館の資料について初めて知ることや改めて気づくことが色々とあり、とても楽しめました。
そこで、医学分館(水曜日)と経済学部分館(金曜日)の図書館ブログでリレー形式でご紹介したいと思います。
まずは医学編です。さぁ、行ってみよう♪
中央公園での開会式を終え、出発!
最初のチェックポイントは寺町にある晧台寺です。
ここの裏山の墓地には、シーボルトの奥さんの楠本滝さんと娘のイネさんが埋葬されているそうです。
晧台寺でウォークラリーのクイズを解いたら、次のチェックポイントへ向かいます。
長崎らしい小径をいくつも歩き、
次に向かったのは「長崎(小島)養生所跡資料館」です。
こちらにはオランダ軍医ポンペの功績を始めとする近代西洋医学の歴史的資料が展示されています。
「長崎(小島)養生所」は、シーボルトが長崎を去って随分後に建てられたものですが、資料館ではもちろんシーボルトについての説明もありました。
館内で資料を見ていると…あれ?!
これは…、医学分館の貴重資料室にある「キュンストレーキ」では??
実はこの「長崎(小島)養生所跡資料館」にある「キュンストレーキ」はレプリカ。
医学分館にあるものが「オリジナル」なんです✨(ドヤァ)
その他、ポンペの解剖学についての説明で、「日本初の人体解剖が行われた場所」というのがどこかという話を読んだり、
他にも様々な資料を見ましたが、「シーボルト」というキーワードを意識しながら見ると、歴史の流れをしっかり感じることができ、より興味深く感じました。
余談ですが、長崎医学校の校長だった吉田健康がイケメンで思わず写真を撮ってしまいました。
それはともかく「長崎(小島)養生所跡資料館」には、長崎大学附属図書館の資料も複数展示されていますので、興味のある方は是非訪れてみてくださいね。
また現在医学分館では、Library Loversイベントの一つとして「近代医学史料展示室(貴重資料室)謎ときツアー」というクイズゲームを開催しています。謎ときしながら楽しく学べると思うので、是非この機会にご参加ください。(実はこのブログの中に謎ときのヒントもあります)
それでは、ウォークラリーの後半は経済学部分館へバトンタッチします。
金曜日をお楽しみに~!
MJ