中央図書館では、8月22日よりラーニングコモンズにて「ジェンダー/セクシュアリティについて考えるための本」の展示を行なっています。こちらの展示は、ジェンダーやセクシュアリティ、フェミニズムなどについて少しでも興味を持ってもらい、理解を深めてもらうことを目的としたものです。
その展示の中でも、「ジェンダーとかセクシュアリティとか最近よく聞くけど詳しくは知らない」という方に読んでもらいたい、入門編としておすすめの本を3冊紹介したいと思います。
まずはこちらの本です。
『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた:あなたがあなたらしくいられるための29問』 一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同著
この本は、一橋大学のジェンダー研究のゼミに所属している学生さんたちが、友人などから投げかけられた問いに答えたものです。「HOP STEP JUMP」と三段階に分けて説明されているため理解しやすい1冊となっています。
次はこちらの本です。
『ひとりひとりの「性」を大切にする社会へ』遠藤まめた著
現在の社会についてトランスジェンダーである筆者の目線で書かれており、当事者の方々の気持ちを知ることができます。平易な表現で書かれているので、入門書としておすすめです。
最後はこちらの本です。
LGBTQ+についてマンガやイラストを用いてわかりやすく説明されています。「難しい本はちょっと……」という方でも読みやすい1冊です。
ラーニングコモンズでは、この3冊の他にもジェンダーやフェミニズム、セクシュアリティ関連図書を多く展示しています。興味のある本があれば、ぜひ手に取ってみてください。
肴