ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

シリーズ:永安学長に聞いてみた!(第1回)

このコーナーでは、本学の永安武学長から図書館長(崎長ライト)が、最近の大学の動向のお話を聞いて、楽しく面白く皆さんへお伝えするコーナーです。楽しんで頂ければ幸いです!

-----------------------------------------

第1回 永安学長、総理官邸へ行く。

www.nagasaki-u.ac.jp

 

崎長ライト(以下崎長):総理官邸はどんな感じでしたか? バリバリのセキュリティーでした?

永安学長(以下学長):いや、そうでもないんだよ。タクシーで門の近くで降りて(#1)、てくてく歩いて行って、一度、金属探知機のついたゲートを通っただけで…

崎長:マジですか? 靴脱がされたりとか、大男からのボディチェックは?

学長:なかったね~。意外とすんなり入れてくれたね。少し待ち時間があってね、経産大臣と国交大臣、防衛副大臣らと一緒に座ってたんだよ。

崎長:豪華メンバーですね(笑)。でも、話すことないでしょう。

学長:それが、防衛副大臣の鬼木誠さんが、僕と同じ高校出身でね、いろいろ話したよ。

崎長:お~、さすがですね。学長は、様々な分野に人脈がありますね。

しかし、なぜ、今回、長崎大学が官邸まで呼ばれたんですか?

学長:もちろん、熱研の先生方が、長年ケニアで活動されていたことが認められたことは確かだね。さらに、衆議院議員をされていた三原朝彦さんが、長年アフリカ支援をしていてね、それで、彼が長崎大学の貢献度をよく知っておられて、外務省に推挙してくれたんじゃないかと、僕は思っている。

崎長:いいですね~。地道な長きにわたる仕事を三原さんが見つけてくれたんですね。

学長:もちろん、地元の富岡先生(元衆議院議員)、秋野先生らが押してくれたこともあると思うけどね。いずれにしろ、コツコツと地味に積み上げていった仕事が評価されたわけだから、嬉しいよね。

崎長:当日、ケニアの方との交流は?

学長:その日、ホテルに帰るとね、ケニア中央医学研究所の所長のソンゴクさんが、この豹(ひょう)の銅像を持ってきてくれたんだよ。わざわざケニアから。

崎長:これ、重そうですね。

学長:うん、重い。でもね、この銅像、以前、彼が長崎を訪問した時にも彼からもらったんだよね(笑)。

崎長:2個目??(爆笑)わざわざ、飛行機に乗って、2個目を届けた?

学長:そう(笑)。

崎長:ナイスなソンゴク所長さん!ケニア・ラブですね(#2)。これからも、長崎大学ケニアの熱い交流を進めて、3個目もらったら、図書館にお願いします(笑)。

学長:了解(笑)。

 

【秘書室からの追加情報】

(#1)事前に外務省を通じて入構登録を済ませていたので、当日はスムーズに入邸することができました。首相官邸の門の前にはたくさんの警察官が警備にあたっており、セキュリティ確保のため官邸の目の前でのタクシー乗降は禁止されています。我々は少し離れた地点でタクシーを降り官邸に向かいました。

(#2)学長は翌日も都内で用務であったため、秘書が筋トレを兼ねてこの銅像を大事に抱えながら学長に同行いたしました。

 

協力:金子聰教授、長崎大学学長秘書室

 

【黒にゃんこ司書のつぶやき】

こんにゃちは。黒にゃんこ司書です。長崎大学人ならケニアといえば『風に立つライオン』! 本学熱帯医学研究所の医師としてケニアで医療活動を行った柴田紘一郎先生をモデルに、さだまさしさんが発表された楽曲および小説です。2015年には映画化もされています。小説・DVDを図書館に所蔵していますよ。ぜひ手に取ってみてください。

▼小説『風に立つライオン

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

▼映画『風に立つライオン』DVD(※館外貸出不可、館内視聴のみ)

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

(参照)

長崎大学HP
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4204.html

NHK政治マガジン自民党 衆議院議員 三原朝彦さんの「アフリカを救え」ランチ 2018年6月29日
https://www.nhk.or.jp/politics/salameshi/5904.html

長崎大学熱帯医学研究所
 https://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nairobi/