ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

香港からのお客さま

新型コロナが「5類」になり、世の中の動きもコロナ前に近づきつつあります。
そんな中、今週から「国際短期学生受入プログラム(日本と長崎の経済・経営・文化に関する教育プログラム)」により来日した香港都會大學ビジネス専攻の学生18名(+引率教員1名)が、経済学部で特別プログラムを受講しています。
このプログラムが対面で実施されるのも2019年以来だそうで、2020~21年はコロナの影響で実施されず、昨年オンラインで再開されたそうです。

プログラムは2週間で、特別講義やツアーなど盛りだくさんの内容のようです。
プログラム2日目の5月16日には、キャンパス・ツアーの一環で、経済学部分館にも来てくれました。
引率は経済学部の丸山真純先生です。

ちょうど1階のラーニング・コモンズでは授業の最中だったので、
図書館で授業を行うクラスがあることを伝えたり、
自販機にある「図書パン」を見せて「red bean paste(小豆)が入っているんだよ」と宣伝したりしました。

2階では、本をめくって読む姿も。

日本語を流暢に話す学生さんは、
学習・研究用に使う固い本ばかりでなく、小説やマンガなど娯楽に近い本も置いてあるのを見て「読みたい本がたくさんあります!」と言ってくれました。

経済学部分館が誇る「長崎学資料室」では、
「長崎港之図」に描かれたコンパス(?)に興味を持った学生さんもいました。

東西南北を細かくした方角を「干支」で表しているところが気になったのでしょうか?

これらも元をたどれば中国が起源で、遠い昔に中国から渡ってきた文明の数々は、現在の日本にも脈々と受け継がれています!

ひとつでも何か印象に残ったものがあれば光栄なのですが…

また、この日は、キャンパス・ツアー終了後、眼鏡橋~浜の町付近に向かう予定だったようです。
過密スケジュールの中、少しはくつろげたでしょうか?

日本の大学図書館など、留学でもしない限り足を運ばない場所だと思いますが、
何かの折に、この日の経済学部分館をふっと思い出してくれたらうれしいです。

Y58