中央図書館で、大学院生による学習相談を行なっていることを
ご存知ですか？
ラーニングサポーター（ラーサポ）と呼ばれる先輩方が、
学部生の皆さんの学習に関する質問・相談に答えます。
そのラーサポの皆さんに、大学院の生活やご自分の専門分野などについて、
インタビューを行いました！
第1回目は、水産・環境科学総合研究科 水産学専攻（修士2年）の松田さんです。
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今日はよろしくお願いします！
まずは、松田さんが院に進むことを決めたきっかけを教えてください。
松田さん：
学部１年生の頃から院には進みたいと思っていました。
自分で研究をすることに興味があったので、学部の頃から、研究に必要な知識を身に付けようと思いながら講義を受けていました。
ただし、進路として研究者を目指してはいませんでした。
だからこそ、社会に出たら、なかなか自分で一つの研究だけに向き合って活動する時間は取れないと思い、院の二年間を楽しんでやりつくそう！という気持ちでした。
そうなんですね。現在の研究内容を伺ってもよいですか？
松田さん：
私はハゼを使って、魚の空間学習能力と繁殖戦術の関係について研究しています。
魚を自作の迷路に入れて、正しい道を選べるように訓練しました。
その能力の差を繁殖方法の違いと関連づけて調べています。
自分の巣を防衛し卵を保護するタイプと、他の雄の巣を訪問して受精を奪うタイプとでは、同じ種の雄同士でもそれぞれが有利になるような、異なる能力が発達するように進化することがあります。
面白そうな研究ですね！
松田さんは、ラーニングサポーターを引き受けてくださったときに、
就職活動についての相談も大丈夫！とおっしゃって下さって、
頼もしいなと思っておりました。
松田さんご自身の就職活動について、ぜひ教えてください。
松田さん：
修士1年の5月から動き出していました。
夏までは情報収集がメインで大学のキャリアセンターがやっている就活ガイダンスにしたがって、[自己分析→業界研究→SPI対策→インターンシップ参加→自己分析+業界絞る→面接対策]のような流れで進めました。
結果、早期内定を複数社からいただけたので、3月で就活を終了しました。
早めに動き出すことでしっかり情報をキャッチできたと思います。
修士2年の4月からは研究だけに集中することが出来ました。
学内のサポートも活用して、とても計画的に進められたのですね。
これから就職活動を始める方には、是非、ラーサポデスクに来てもらって、
より具体的なお話を聞いてもらいたいですね。
次に、院への進学を考えている学生の参考になると思いますので、
院の雰囲気を教えてください。
松田さん：
自分のデスクや棚がもらえるので、居心地がいいように自分で整えられるのがいいです。
趣味全開の学生もいます(笑)。
みんなお土産を買ってきてくれるので、「ご自由にどうぞ」のお菓子スペースにいつも何かある気がします。
研究室でたこ焼きパーティーをしたこともありました。
普段作業しているときは、各々パソコンに向かって研究しているので、うるさいことはありません。
研究がメインで過ごしやすい空間がつくられていると思います。
いいですね～、楽しそう！
ちなみに、他の学部には無いのでは…と思われる、ご自分の研究科ならではの特色があれば、教えてください。
松田さん：
釣り好き、生き物好きが多いことですね。
研究室のデスクの上に観賞用の水槽がある学生がいたり、研究用の生物もたくさん飼っているので、にぎやかで楽しいです。
生物がいるため、基本的に毎日研究室に行かなければなりませんが、他の学生も同じように来るので、研究室に行ったら誰かいる気がします。
家で研究するというのがなかなか難しい分野だからこそ、研究室での繋がりが強くなるのかもしれません。
観賞用の水槽！
いいですね、覗きに行ってみたいですね。
では、最後に、学部生の皆さんに、ラーサポとしてのメッセージをお願いします！
松田さん：
勉強以外でも、なんでも相談しに来てほしいと思います。
「研究室やコース選びに迷っている」や、「勉強のモチベーションが上がらない」のような勉強の内容に入り込まない質問であれば、誰に相談しても、院生は経験していると思うので、答えをもらえるのではないでしょうか。
最近の悩みや不安をただ吐き出したい！くらいの気軽さで来ても大丈夫です。
ありがとうございました！
■大学院生による学習相談（ラーサポ）について
https://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/learning/leaps/
