ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

はるかぜこおりをとく

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☆経済学部分館からのお知らせ
試験期間のため、2/5(土),2/6(日)の開館時間を
10:00-20:00に延長しています。
感染対策の上、ぜひご利用ください。
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昨日は節分、そして本日2月4日は立春です。
皆さんは豆や恵方巻、食べましたか?

節分、立春二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、二十四節気とは春夏秋冬の4つを、さらに6つに区切った季節のことをいいます。
夏至冬至などもそのひとつ。
旧暦では、この立春が春の始まりだとされていました。

二十四節気をさらに5日ずつの3つに分けた七十二候(しちじゅうにこう)では、立春(2/4-8)は「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」となります。
暖かい風が氷を解かし、春の訪れを感じさせるという意味ですが、最近はまた冷え込みが強くなりましたね。

このような季節を表現する美しい言葉や、四季折々の習わしが日本にはたくさんあります。

 

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「季語集 / 坪内稔典著」
https://opac.lb.nagasaki-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA76502258

 

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「12か月のきまりごと歳時記 : 五感でたのしむ季節の事典 / 「現代用語の基礎知識」編集部編集」
https://opac.lb.nagasaki-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA83919929

 

1人暮らしだったり、年を重ねるとつい季節感のない生活になりがちですが、
時々思い出して、豆の代わりに柿ピーをつまむくらいの情緒は残しておきたいものです。
私はチョコ(カカオ豆)を食べたのでセーフということにしました。

学生の皆さんは試験も佳境でしょうか?
ここを越えればまた一つの区切り。
気持ちよく春休みを迎えられるよう頑張りましょう。

PS. 一度花が終わったラーニング・コモンズの胡蝶蘭が、再び咲き始めました。が近づいてくる予感がします。

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