長崎大学のOPACで「経済 入門」と検索すると
一体何冊の検索結果が表示されるでしょう?
答えは2692件で一番古い本は1919年出版でした。
自分はその中で数冊しか読了しておらず、
内容を完璧に理解したものが1冊でもあるのかと言われると
言葉に詰まってしまいますが…
その中でも特に読みやすく、理解がしやすかった1冊を紹介します。
それが「明解会計学入門 : 世の中の真実がわかる!」です。
経済学部分館 2F開架にあります。請求記号 336.9||Ta33
みなさんはこの本の著者をご存知でしょうか。
この本の著者は高橋洋一さんという現在は大学教授をされている方で、
最近自分がハマっている1人です。
過去には内閣府で、今では一般的になった「ねんきん定期便」や
「ふるさと納税」などの経済政策を実現されてきました。
ほかにも様々な問題を解決していくことから「大魔王」のあだ名がついています。
YouTubeチャンネルも人気でチャンネル登録者数は53万人(2022.1.9)!
100万回再生の動画も多数あります。
書籍もたくさん出版され、ベストセラーもあるなか本書を選んだのは、
特にこの本の知識が自分自身の考え方を大きく変えたと感じるからです。
それまでは、新聞やニュースを内容の信憑性を疑わずに見聞きしていましたが、
この書籍を読んでからは「本当にそれは正しいのか」「どこを参照しているのか」と
一歩踏み込んで考えるようになりました。
「資本、利益って?」「日本ってどう財政難なの?本当に財政難なの?」
「あの企業は何をしているの?」
そんな数々の疑問を解決し、社会で役立つ知識が身につく1冊です。
ちなみにOPACで高橋洋一さんの著作を検索すると28件ヒットし、
そのうち15件が経済学部分館にあります。
著作の一部です。
新着図書コーナーにも『給料低いのぜーんぶ「日銀」のせい』という
ドキッとするタイトルの本が入っていますので、
ぜひチェックしてみてください!
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