テストも終わって、いよいよ始まった夏休みですが
大学の夏休みは非常に長く、ときには何をしようかと悩んでしまう日もありますよね。
一日を有意義に過ごすための参考になればという思いで
今、経済学部分館では、2階特設コーナーにて「夏休みを有効活用する方法」という展示を行っています。
アウトドア・インドア・旅・小説・資格取得・語学という6つのジャンルに分けてあるので、皆さんの趣向や予定に合わせて本を選ぶことができますよ!
今回はこちらの展示本から、オススメの本を3冊紹介したいと思います。
1冊目はこちらの本。
「社会言語学 基本からディスコース分析まで」
岩田祐子・重光由加・村田泰美 著 801.03/I97
まずは、語学をテーマにした一冊。皆さんは社会言語学という学問をご存じですか。
この学問では方言や若者言葉など、社会的要因によることばの違いを分析します。
英語、中国語など、私たちがイメージする語学とは一風変わったものですが、これも立派な語学の一つなんです!
実は社会言語学のゼミも経済学部で開講されているんですよ~
興味がある方は是非読んでみてくださいね!
2冊目はこちらの本。
「これで死ぬ」
羽根田治 著 786/H29
次はアウトドアがテーマの一冊。なかなか威圧感あるタイトルですよね・・・
でも!もしあなたがこの夏、アウトドアを楽しむのであれば読んでほしい一冊です。
この本では、山や動物、川などが要因となった様々な死亡事例とそうならないための方策が紹介されています。
熱中症や毒キノコ、高波など、聞いたことがあるような死亡事例だけでなく
疲れによる死、カタツムリやナメクジによる死など、まさかそんなことで…と驚くような事例も数多くあります。
皆さん自身と大切な人の命を守るためにも、手に取っていただきたいです!
3冊目はこちらの本。
「八月の御所グラウンド」
万城目学 著 913.6/Ma34
最後は小説から。この小説には、女子全国高校駅伝がテーマの話と、謎の草野球大会がテーマの話との2篇が集録されています。
特に草野球大会の話は、大学生にとっては非常に面白い作品かと思います。
就活をあきらめ堕落し、彼女に振られて間もない朽木。
内定をゲットしたものの、卒業できるか怪しい多聞。
ある目的のもと草野球大会に参加することになるのですが
そこには戦死したはずの野球選手がいて・・・
京都が舞台の不思議かつ心温まる作品です。
まだまだ続く長い夏休み、ぜひ有効活用してくださいね!