経済学の父、アダム・スミス。
今、経済学部分館1階の長崎学資料展示室では、彼の生誕300年を記念し、
アダム・スミス展を開催しています!
アダム・スミス展では、経済学部分館が所蔵する彼の著作を展示しており、
様々な時代に出版された「国富論」や「道徳感情論」などをご覧いただけます!!
1776年に出版された「国富論」の“初版”も見られるとか・・・
また、展示室入口前には、アダム・スミスに関連する本がずらり!
今回はその中から、特におススメする2冊を紹介したいと思います。
1冊目はこちらの本
「アダム・スミスとその時代」
ニコラス・フィリップソン 著 永井大輔 訳
331.42/P55
思想家ニコラス・フィリップソンによる、アダム・スミスの生い立ちから晩年までを記した、スミス研究の集大成。
幼少期の誘拐、長年における母との暮らし、友ヒュームとの別れなど・・・
経済学の礎を築いた彼がたどった道のりを体感してみてください!
2冊目はこちらの本
「スミス先生の道徳の授業 アダム・スミスが経済学よりも伝えたかったこと」
ラス・ロバーツ 著 村井章子 訳
150/R52
アダム・スミスの最初の著作である「道徳感情論」を現代的に読み解く一冊!
「幸福になるには・・・」 「よき人になるには・・・」
人生の意味や人間のふるまいは彼の生きた18世紀から変わっていないのです!
経済学部分館にお越しの際は、入口を通って右側にある長崎学資料展示室にて
アダム・スミスの世界を味わってみてください。