四住期という古代インドの人生論では、人生を
・学生期(がくしょうき)
・家住期(かじゅうき)
・林住期(りんじゅうき)
・遊行期(ゆぎょうき)の4つのステージにわけて考えています。
それぞれのステージにふさわしい生き方をすることで、
幸せな人生を送ることができるという考え方です。
みなさんの場合は学生期(がくしょうき)。
これからの長い人生を生きていくための術を学ぶ時期です。
独り立ちを目指すこの時期に、
周りの大人のサポートを受け、視野を広げながら
人生を切り開くノウハウを身に付けることは大切かもしれません。
ノウハウを身につけるツールの一つが本。
一冊の本との出会いが新たな扉を開いてくれることもあります。
図書館があなたの人生を切り開くための場になれば・・・
そんな思いを込め、経済学部分館では
1-2ヶ月ごとに図書の展示を行っています。
今回の展示では、期待に胸膨らませている君にも
大学には入ったものの何をしたらいいかわからないという君にも
これから新しい扉を開こうとするあなたへ贈る本たちを揃えました。
「あたらしい君へ」
1階入館ゲート横のブックトラックに展示しています。
「経済学部分館へようこそ」
2階閲覧室前の特設コーナーに展示しています。
これらの展示から、おすすめの1冊をご紹介します。
「大学時代に学ぶべきこと、学ばなくてよいこと」
鷲田 小彌太 著 PHP文庫
1階展示用ブックトラック 「あたらしい君へ」
大学は、高校時代までとは違い
自分の持ち場を模索し、自分を仕立て上げてゆくいわば実験場です。
大学という、その「時代」と「場所」を如何に過ごすかで
あなたの人生が本格的に始動することが可能になります。
大学というキャンバスにあなたは何を描きたいですか?
「東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと」
伊藤元重 著 東洋経済新報社
2階特設コーナー 「経済学部分館へようこそ」
自分の人生を中長期的にとらえる戦略があってもいい。
成績優秀=幸せになるとは限らない。
発想力を鍛える習慣、現場から学ぶこと、
中期的な目標の立て方、人生の転機の考え方など
実際にゼミ生に語っている親身のアドバイスが続きます。
これから社会に出て行く若者だけでなく、すでに社会人になった人にも
有益なヒントがいっぱいです。
Sh67