中央図書館で、大学院生による学習相談を行なっていることを
ご存知ですか?
ラーニングサポーター(ラーサポ)と呼ばれる先輩方が、
学部生の皆さんの学習に関する質問・相談に答えます。
そのラーサポの皆さんに、大学院の生活やご自分の専門分野などについて、
インタビューを行いました!
(第1回目の記事はこちら→ https://nulib.hatenablog.jp/entry/2024/11/18/132126 )
第2回目は、総合生産科学研究科 共生システム科学コース(修士1年)の金子さんです。
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今日はよろしくお願いします!
早速ですが、まずは金子さんが院に進むことを決めたきっかけを教えてください。
金子さん:
2点理由があります。
まず1つ目は、もっと研究を行いたかったため。
2つ目は、学部では授業や実験で就職先を探す時間がなく、自分がしたい仕事を考える時間が欲しかったため、大学院に進学することを決めました。
「もっと研究をしたい!」という思いも院に進んだ理由の1つとのことですが、
現在の研究内容を具体的にお聞きしてもよいですか?
金子さん:
有機化学を専攻しており、化合物の新規合成に日々精進しています。
その化合物とは、初期のがんを抑制する物質で、人の健康に役に立つ製品開発に携わりたかったため、がんの治療薬としての効果が期待される化合物の新規開発というテーマを選びました。
今までの合成法は難しく、ステップ数が多いという問題点がありました。
そこで、私の研究でより簡単な合成法が確立できることを目的とし研究活動を行っているところです。
医療系の研究をされているのですね!
研究室の雰囲気はどの様な感じですか?
金子さん:
実験部屋とデスク部屋、2つの研究室があって、研究を行わないときはデスク部屋で先輩や後輩とお話をしたり、同期とは就活の話をしたり、…賑やかな研究室です。
また、毎日研究室に来ないといけない雰囲気があるわけではないため、厳しくもないですね。
大学院でも授業はありますが、必要な単位数は少ないため、研究活動に注力できます。
夜遅くに研究室でゲームをしたり、ボーリングをしに行ったりもしています。
伺った研究内容から、硬いイメージを持っていたのですが…意外と楽しそうですね。
院生になってよかったことがあれば、教えてください。
金子さん:
将来やりたいことや希望する就職先についてしっかり考える時間があり、また就活も余裕をもって始めることが出来ます。
また、大学院はあまり授業がなく、研究に重きを置かれているため、たくさん研究することが出来るのも良い点です。
研究に打ち込める環境があるというのは、魅力的な点ですよね。
ちなみに、金子さんが研究以外で打ち込んでいることはありますか?
金子さん:
バドミントンサークルに所属しているため、サークル活動に打ち込んでいます。
また、研究室のメンバーと週1回ボーリングに行って、スコアを競い合っています。
他には、修士1年ということもあり、就職活動にも力を入れています。
就職活動の事を、詳しくお聞きしてもよいですか?
金子さん:
現在は、主に食品と化学メーカーを視野に入れています。
また、少しエアライン業界にも興味があります。
そのため、今までに参加したことがあるインターンシップは、日清製粉や日清食品、日本食研、三菱ガス化学、ADEKA、ANA、JALなどがあります。
(この記事を読んでいる就活生への)アドバイスとしては、インターンシップに参加することで早期選考に呼ばれ、他の人よりも早く就職先を決めることが出来るので、夏や秋冬のインターンシップにはぜひ応募して参加してください!
それでは、最後にラーサポとして、どんな質問を待っていますか?
金子さん:
進路相談については詳しくお話を聞きアドバイスをすることが出来ます。
私自身、学部3年生の時にも経験として就活を行っており、当時は金融やコンサルなど文系職種を見ていました。
学部4年の時にも、インターンシップに参加し、早期選考を受けたこともあります。
現在では、主にメーカーや食品業界を見ており、今まで幅広く業界を見て就活をしていたため、色々アドバイスできると考えています。
就職活動中の皆さん!
色々なお話が聞けるようなので、是非、お気軽にサポートカウンターまで相談しに行ってみてくださいね!
金子さん、ありがとうございました!
■大学院生による学習相談(ラーサポ)について
https://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/learning/leaps/