「科学道100冊 2021」展
■期間: 2021年11月29日~2022年6月末(予定)
■場所: 中央図書館1Fラーニングコモンズ
■展示図書リスト: 科学道100冊 2021 :: 長崎大学附属図書館
(※展示している本はすべて借りることができます)
中央図書館では11月29日より「科学道100冊 2021」の展示を始めました。
「科学道100冊」とは、理化学研究所と編集工学研究所による「書籍を通じて科学の面白さを届ける」ことを目的としたプロジェクトです。その年の旬なトピックを取り上げるテーマ本50タイトル+古典「科学道クラシックス」50タイトルの計100タイトルを選び、毎年発表されています。
この「科学の面白さを届ける」という趣旨に賛同し、中央図書館では昨年から科学道の展示を開始し、多くの学生のみなさんに科学の良書を届けることができました。
↓↓昨年の取り組みはこちら
さて、待ちに待った2021年のテーマは以下の3つです。
1)未来エンジニアリング: 世界を変える最新テクノロジーにまつわる本
2)脳とココロ: まだまだ未知が多い脳科学の世界に触れる本
3)つながる地球: 私たちを取りまく自然と社会の環境を考える本
このうち、特に当館が注目したテーマは「つながる地球」です。11月にイギリスで開催されたCOP26で、日本は「化石賞」という温暖化対策に消極的だった国に与えられる不名誉な賞を受賞しました。残念なことに2019年のCOP25に続き2回連続だそうです。国際的な気候変動問題への関心が高まる中、一人一人ができることを考えるのはもちろん大事なことですが、社会の仕組みや政治の問題などの大きな枠組みについて学び、考える力を養うことが必要です。
今回の科学道の「つながる地球」にも、この問題について多角的に考えるための良書が並んでいます。長崎大学が昨年から取り組んでいる「プラネタリーヘルス(地球の健康)」を考える上でも、とても参考になる本が揃っています。
推薦者の先生の紹介文POP付きの本もありますので、ぜひご利用ください。
↓↓「科学道100冊」の詳細はこちら
長崎大学×Planetary health
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/pickup/ph_0.html
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