論文検索といえば……
国内論文検索ツールでおなじみの「CiNii Articles（ｻｲﾆｰ ｱｰﾃｨｸﾙｽﾞ）」や、
海外論文検索ツールの「Scopus（ｽｺｰﾊﾟｽ）」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
図書館では、そのほかにも便利なツールやデータベースをたくさん契約していますが
今回ピックアップしたいのは、こちらの「Google Scholar（ｸﾞｰｸﾞﾙ ｽｶﾗｰ）」。
読んで字のごとくGoogleが提供する無料の学術論文検索サービスで、
国内から海外まで、あらゆる論文にアクセスすることができます。
しかもこちら、ダウンロード可能なPDFがある場合には、
論文のタイトル横にPDFリンクを表示してくれる優れもの。
あなたが探しているその論文も、もしかしたら今すぐ手に入るかも……
そこで、これからの論文検索に役立つ小技をひとつ、ご紹介しましょう。
その名も「フレーズ検索」。
使い方はとっても簡単。
論文のタイトルを「“”（ﾀﾞﾌﾞﾙｸｫｰﾃｰｼｮﾝ）」で囲って検索するだけ。
この小技、「“”」で囲んだ範囲の語順が正確に一致するものだけをヒットさせてくれるんです。
もちろん、今回ご紹介した「Google Scholar」だけでなく、
「CiNii Articles」や「Scopus」でも使えます。※ただしCiNii Articlesは英数字のみ
ほしい論文のタイトルがわかっている場合は、画像のようにタイトル全体を囲んでもいいし、
キーワードごとに囲んで検索しても、検索の精度や資料取集の効率がぐっとあがりますよ。
（例えば「“artificial intelligence”」や「“renewable energy”」など）
ぜひ試してみてくださいね。
m.o
