「真理がわれらを自由にする」は国会図書館の理念として有名ですが、知と自由は図書館と切り離せないもの。誰もが自由に快適に、情報にアクセスできる環境を作ることは、図書館の理想であり、課題です。
というわけで、
情報にアクセスするための障害を取り除くバリアフリーの小さな試みとして、図書館に拡大読書器と筆談器を導入しました。
拡大読書器は字を大きくするのみならず、背景やフォントの色も変えられるすぐれもので、障がい学生支援室より貸与していただきました。中央図書館2F閲覧室に10月から設置しています。
図書を読書器のテーブルに置くだけで
字が大きくなります
色も変えられます
こちら↓は携帯型の拡大読書器。閲覧室の好きな席に持っていって使えます。機器は小さいですが、字はしっかり大きくなり、色も変えられます。
拡大読書器のご利用申込はカウンターで受付しております。
視力等の問題で、資料が読みにくいという方は、お気軽にお声がけください。
耳が聞こえにくいという方とのコミュニケーションのためにも・・・
↓ささやかですが、筆談器をカウンターに備えております。↓
紙とペンでもいいんじゃないの?と思われそうですが(笑)・・・
背後からざっとひとなですれば、すぐ消せて、また書けるのが便利です。
小さな1歩ですが、利用者と資料の自由なアクセスが少しでも向上しますように。