11月26日に、J・D・ワトソン博士が、講演のため長崎大学にいらっしゃいました。
ワトソン博士は、1962年に「核酸の分子構造と生物における情報伝達に対するその意義」に関する業績でM・H・F・ウィルキンズ、F・H・C・クリックとともにノーベル医学生理学賞を受けました。
「ワトソン遺伝子の分子生物学(原タイトル:Molecular biology of the gene)」をはじめ、その著書は日本語にも多数翻訳されています。
講演会の開催日の前日に、中央図書館多目的ルームで、DNA二重らせんモデルの発見に関するドラマ「Life story : the double helix(原タイトル:Race for the Double Helix)」の上映会を開催しました。
当日は学生・留学生や先生方からご参加いただき、会場はほぼ満席でした。
この作品はほぼ全編が英語ですが、日本語字幕はついていません。
ただ、上映前に森館長から内容についての紹介があり、簡単なハンドアウトも配布されたため、英語が苦手な私も何とか最後まで見終わることができました。
この作品のビデオは医学分館で所蔵しています。
DVDではなくVHSビデオですが、長大に所属されている方には貸出もしていますので、ぜひご利用ください。
MAT