ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

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パン屋から始まる“日常の謎”

春の気配が少しずつ近づいてくるこの季節は、ふんわりしたパンの香りがますますおいしそうに感じられますよね。
今回紹介する本は、パン屋を舞台にしたミステリー『謎の香りはパン屋から』。

謎の香りはパン屋から / 土屋うさぎ著                               請求記号:913.6||Ts92  資料ID:3193506

昨年、第23回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したこの作品は、パン屋で働く大学一年生・市倉小春が、身の回りで起こったちょっと気になる“日常の謎”を、パンの香りとともに解き明かしていく物語です。
  
ミステリー作品と聞くと重大な事件をテーマにした作品を想像してしまいますが、本作で描かれるのはもっと身近な出来事。たとえば「親友が一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンした理由」「バイトの先輩がパンに切り込みをうまく入れられない理由」「ひったくり犯が子どもの財布だけを盗っていった理由」など、実際に身の回りで起きたとしても気にも留めないかもしれない、そんな“日常の謎”をテーマにしています。

堅苦しくないミステリーなので、普段ミステリーを読まない読者にもすっと入りやすい一冊です。ぜひ手に取ってみてください。

Mi88