経済学部分館では2月10日~3月31日まで平日の開館時間が変更になります。

春休み中に資格試験や公務員試験の勉強をがんばろうという人には図書館がおすすめで
す。平日は開館時間が短くなりますが、普段より静かな空間で集中して勉強できます
よ。勉強の合間には、本や雑誌を読んで息抜きはいかがですか。最近ではこんな本が
新しく入りました。

『お金の減らし方 / 森博嗣 著』
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お金の増やし方の本は数あれど、お金の減らし方の本はあまり見ないですよね。
減らし方というと少し語弊がありますが、本の内容は著者が考えるお金の使い方に
ついてです。
著者曰く、多くの人は自分のためにお金を使っておらず、他者のために使っている
そうです。例えば、ネット上で自分が買ったものや美味しいものを食べたりした写真を
載せているのは、みんなに見てもらうためにお金を使っているそうです。誰かに見ても
らったり、ほめてもらったりするためにお金を使うのではなく、自分にとって価値の
あることにお金を使うべきで、そのためには自分にとって楽しいこと、幸せなことは
何なのか、自分の欲求を見定めることが大事だと著者は言います。お金はあくまでも
自分の欲求や目的を達成するための手段であり、お金は減らすことで初めて価値を
生み出すと説いています。
当たり前のことが書いてあるように思いますが、「自分が本当にほしいものは何か」
と突き詰めて考えずに話題だからとか、口コミの評価が高いからという理由で、ものを
購入していたこともあったよなと、今までのお金の使い方を思い出しながら読んでしま
いました。お金の話だけにとどまらず、人と比較したり、流行に流されたりせず、自分
が欲しいもの、自分にとって価値のあるものは何なのか、自分を知ることの大切さに
気づかされる本です。興味がある方は読んでみてください。
福田