7月30日(火)に、医学分館のパソコン室でドキュメンタリー映画の上映会を行いました。
作品は、「医学生 ガザへ行く(原題:ERASMUS IN GAZA)」です。
映画は現在の軍事衝突が起こる前の2021年に制作されました。
救急外科医を目指し、世界で初めてガザへ留学をした、イタリアの医学生リッカルド。
自分が生まれ育った場所との環境・文化の違いに戸惑うこともありましたが、無事に留学を終え、大きく成長を見せます。
私は、この映画を観て、自分が暮らす平和な日常とのあまりの違いに驚きました。
リッカルドがガザで出会った友人の様子からは、自分の置かれている状況は辛くても、少しでも明日を明るいものにしようとしているように感じました。
また、ガザの人たちの、“自分には信念があるから、恐れない”といった発言や、支えあう姿に、強いな、と思いました。
午前の部と午後の部と、2回の上映で約30名が集まってくれました!
上映後に寄せられた感想の中には、今後もこのような上映会を行ってください、という嬉しい声もありました。
機会がありましたら、またこのようなイベントを行いたいと思います。
Youtubeに、その後のリッカルドさんと、この映画の配給会社、ユナイテッドピープルの代表である関根健次さんの対談の動画があります。
上映会に参加した方も逃したという方も、ぜひ観てみて、ガザに、平和に思いを馳せてくれると嬉しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=r5TrW-N47UE
ガザで今なにが起きているのか知りたくなった方は、こちらも見てみてください。
https://www.cinemo.info/news.html?eiga=109
まずは知ることが、世界を平和にする第一歩なのかもしれません。
So22