ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

経済分館へようこそ

学生のみなさん、ご入学、進学おめでとうございます。

コロナ禍を抜け、今年のキャンパスには多くの学生さんの笑顔があふれ
活気がみなぎっています。

経済分館2階特設コーナーでは、未来へ向けて新しい出発をするあなたへ向けて
様々な視点から「自分や時代を知る」ことのできる本たちをそろえてみました。
 
その視点は以下の6つ
    ↓
① 自分を磨こう
② 未来の自分
③ やさしい経済学
④ 視点を変えてみよう
⑤ 世の中に目を向けてみよう
⑥ こんな本もあるよ

未来の自分の姿を見据えて今の自分を磨き、
難しそうな経済学を身近な事柄から学び、
視点を変えて世の中を見渡し、
時には時間を忘れるほど好きなことに没頭し、
そしていつか、世界に目を向けて羽ばたいてほしい…との願いから選んでみました。

その中から今日は2冊ほどピックアップしてご紹介します。

「お金のむこうに人がいる」 田内 学 著

日本でもいよいよ始まった「お金」に関する教育。
諸外国では、投資まで学ぶ国もあるのだとか。

長い歴史の中で、日本人は「お金」に対してタブー視する傾向がありましたが、
生きることとお金とが切り離せない事実である以上、若いうちにお金に関して学んでおく必要があるんですね。

お金の基本的なルールを知ってそれを実行することは、自分で自分の人生を切り開くための新たな常識となるでしょう。
 

行動経済学ってそういうことだったのか!」 太宰 北斗 著

人間は誰でも、単純なミスや見落としをしたり、一見非合理的に思える行動をとってしまうものです。

そのことが私たちの生活や経済にどのような問題をもたらすのか、それについて探求し、上手に向き合おうとしているのが「行動経済学」です。

経済を学ぶ中で、単位のための知識としての勉強だけではあまりにもったいない!
人間の傾向を知り、自分の将来の幸せのために役立てるよう楽しく学んでくださいね。

Sh67