ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

仕事の説明書 働くことを読む

 皆さんは、飛び込んでみたい業界、働きたい企業、尊敬している経営者など考えたことはありますか?

 私は1年生後期から長崎大学図書館でアルバイトを始め、現在4年生で就活も終了しました。卒業まで残るは卒業論文だけです。

 就活中、大学図書館でのアルバイトについて話をした際には、接客・対応の仕方などでどの面接官にも大きく興味を持ってもらいました。面接中に長大図書館の私が書いたブログ記事を見られることもあり、色々なことに挑戦してみるものだなぁと感じました。

 結果として私は民間企業に勤めることを決めましたが、周りには公務員や自営業を選択した人もいます。

 

 経済分館の2階特設コーナーでは、今回は「仕事の説明書」というテーマでたくさんの本を用意しました。私も直近の苦い経験、役に立った知識を思い出しながら選書に参加しました。

 そもそも働くとは一体何なのか。そんな永遠のテーマをベースに、いろいろな働き方から成功者の言葉、学生のうちではあまり経験しない電話やメールの正しいマナー、仕事でうまくいかない時の対処法など、1年生から4年生まで遠くない将来に役立つ本が揃っています。

 

 なかでも、おすすめな1冊を紹介します。タイトルは「LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略」。世界でベストセラーになった「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の実践編です。

 人生100年時代のいま、これから通じなくなっていくであろう常識やその上での働き方・生き方を教えてくれます。特に私は第4章「探索」を何回も読みました。そこでは、将来の幅を広げるための学習や選択についてミクロに書かれています。学生の時とは違う大人の学習の仕方、実践のためのステップを、将来にも起こり得そうなシチュエーションと共に読むことができ、参考になりました。

 

 現在、平均寿命は85歳前後ですが、数十年後には100歳を超えていてもおかしくありません。そのためにも、これからの働き方・生き方をしっかりと考えてみませんか。

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