歯科医師国家試験、医師国家試験が終わり、医学分館は一息ついた静けさが感じられます。
とはいえ、今週末には薬剤師、理学療法士、作業療法士等の国家試験があるので、真剣に机に向かう学生さんの姿は健在です。
あともう少し、努力の結実をそっと応援しています。
さて、皆さんは医学分館の裏側を見たことがありますか?
裏側と言っても、ドロドロとした人間関係…のような怖い話ではありません。
ほんとうに、ただの裏側↓
大学病院から旧正門をのぼってくるときに、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
写真の左半分は、閲覧席部分です。
では右半分は?というと、こちら。
そう、書庫!
医学分館の約3分の1は、書庫でできています。
書庫には、雑誌のバックナンバーや出版年の古い図書などを収めています。
古い資料なんて、使い道あるの?…と思った、そこのあなた!
医学分館の書庫をなめてはいけません。
現役臨床医の先生方から、文献複写の依頼がけっこうあるんですよ。
過去の症例報告や研究を参考にするのは、臨床の現場でも研究分野でも、大切なことです。
学生の皆さんも、先々にはこの古いと思っている資料たちに助けられるときが来るかもしれません。
医学分館では、医療従事者である卒業生の方を対象に、文献複写サービスを行っています。
詳しくは、こちらのページから↓
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/use/med/ob_ill/
長崎大学を巣立ってからも、医学分館の存在をお忘れなく。
力になれることがあれば、いつでも頼ってくださいね。
学生の皆さんが知らない医学分館の裏側は、意外と奥が深いんですよ。
K.O