今日、10月22日は「図鑑の日」なのだそうです。
日本で最初に、書籍名称として「図鑑」という言葉を用いた「植物図鑑」
(牧野富太郎校訂;東京博物學研究會編 北隆館/参文舎)の初版が
1908年(明治41年)10月22日に発行されたことから、制定されています。
なんと、この「植物図鑑」、経済学部分館の高商和図書に所蔵がありました。
(初版ではありませんが。また、中央図書館、医学分館にも所蔵があります)
植物のひとつひとつの写生画と説明、索引もついていて、
当時の技術でどれだけの労力がかかったのだろうと考えてしまいます。
OPACで経済学部分館の「図鑑」を検索すると…
やはり植物・動物の図鑑が多いのですが、
中にはちょっと変わったものもあります。
「時間の図鑑」
時間とは何か?
古代ギリシアの哲学者から20世紀の心理学者までの研究を
振り返りながら、難しい理論をわかりやすく解説した
時間のビジュアルブック。
「超ロングセラー大図鑑」
花王石鹸からカップヌードルまで、明治・大正・昭和からの45傑作商品を掲載。
どれもこれも、令和の今もまだあります…!
確かに、超ロングセラー!
「雲の名前、空のふしぎ : 天気の観察図鑑」
急に秋らしく、朝晩は寒いくらいになってきましたが、
昼間は過ごしやすい気候ですね。
この図鑑をお供に、雲の観察などいかがでしょう。
(※日本で最初の図鑑については諸説あり)
R.I