ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

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新着図書紹介『中世の写本ができるまで』【経済学部分館】

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『中世の写本ができるまで』
クリストファー・デ・ハメル(著/文), 加藤 磨珠枝(監修), 立石 光子(翻訳)
白水社, 2021年

写本、という言葉は皆さんご存知でしょうか?
読んで字の如く、写本とは書き写された本のことを指します。

世界史で学習するように、ルネサンス期のヨーロッパで、活版印刷術がグーテンベルクによって発明されました。
これにより図書の大量生産が可能になるのですが、それ以前は手写しで本をつくるしかなかったのです。
現代を生きる私たちからすると、想像するのも難しいほど地道で、途方もない作業のように感じますね。

本書では、中世ヨーロッパの写本について、その制作技法を解説しています。

「当時の紙やペンは?」
「どんな人が書写していたの?」
「書き間違えたらどうするの?」
「どうやって製本したの?」

この本を読めば、1冊の写本に関わった職人たちの仕事ぶりが目に浮かぶことでしょう。
読書も好きだけど、本そのものも好き!という方におすすめの1冊です。

OPAC所蔵情報
https://opac.lb.nagasaki-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC08290128?caller=xc-search

 

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