今回はちょっと真面目な雰囲気で、大教センターと図書館で企画した
ワークショップについて、ご報告します。
先週の金曜日に、大学教育機能開発センターと附属図書館の共催で、
長崎大学全学教育FD・SD(※)ワークショップ
「ライティングの指導と支援をどう強化するか」を開催し、
長崎大学の教職員をはじめ、九州各地の大学図書館から32名の方に、
ご参加いただきました。
このワークショップは、学生の「書く力(ライティング)」育成のために、
教員と図書館職員がどのような指導・支援を行っていけばよいのか、
また大学としてどのような体制づくりが必要なのか、といったことを
参加者間で議論し、今後の取り組みを具体化することを目的として行われました。
プログラムはセッション1とセッション2から成り、
それぞれのセッションの冒頭では、ライティング指導・支援の大先輩である
お二人の先生の素晴らしい講演がありました。
セッション1
「学術コンテンツの効果的な利用指導 -図書館におけるライティング学習支援-」
国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課長 米澤誠氏
セッション2
「ライティング指導の授業づくり・体制づくり -金沢工業大学における日本語表現教育-」
金沢工業大学教授・ライティングセンター長 藤本元啓氏
ワークショップ終了後には、参加者の方から
「先生方のご講演からは、学生を『教育する』ことへの熱意が感じられました」
「多くの職員に聴講して欲しい内容でした」
といった感想が上がっていました。
私も先生方の学生に対する深い愛情に感動すると共に、
自分自身は大学の一員として何が出来るか、何をすべきか、といったことを深く考えさせられました。
講演後は、グループごとに課題をまとめて発表を行いました。
今回のように、教員と職員が同じ問題を協議し、連携して課題整理に取り組んでいく機会を
もっとたくさん設けていくことが、とても重要だと思います。
今後もどんどんこのような取り組みや活動を広げていくつもりです。
そして、学生の皆さん
図書館では、早速ライティング指導の企画に取り組み始めています。
今回のワークショップを通して得られた意見や成果を十分に活かしながら
よりよいものを作り上げ、学生の皆さんを支援していきたいと思いますので、
共にがんばりましょうね!!!
※FDとは、ファカルティ・ディベロップメント(Faculty Development)の略
SDとは、スタッフ・ディベロップメント(Staff Development)の略です。
AYA