先日発表になった第140回芥川賞・直木賞(平成20年度下半期)
のニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
今回は直木賞が2作品でしたね。
【芥川龍之介賞】
津村記久子(つむらきくこ) 「ポトスライムの舟」(群像11月号)
【直木三十五賞】
山本兼一(やまもとけんいち) 「利休にたずねよ」(PHP研究所)
文藝春秋HPより
今週1月26日(月)より、当館所蔵の芥川賞・直木賞受賞作品の展示を始めました。
比較的最近の作品を中心に集めています。
最新受賞作は、受け入れ次第展示コーナーに配架いたしますので、しばしお待ちください。
また、賞の名前である両氏の作品も一緒に展示しています。
芥川龍之介は学生時代より教科書などで馴染みがありますが、
直木三十五については、よく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために簡単な紹介文も掲示しています。
短中篇の芥川賞作品は、試験中の息抜きにもってこい!
試験終了後は長篇の直木賞作品をゆっくり楽しむ、という読書プランはいかがでしょうか?
おまけ【芥川・直木賞基本事項】
・芥川龍之介と直木三十五の業績を記念して、友人だった菊池寛が1935年に創設。
・芥川賞は純文学の短・中篇作品が対象、基本的には新人に与えられる。
・直木賞は大衆文学の長篇や短篇集が対象、ある程度キャリアを積んだ作家の作品に与えられる。
・販売促進と文学振興のために賞を創設したといわれている。
JapanKnowledge(現代用語の基礎知識) より抜粋
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