ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

『図書館雑誌』に当館職員の論文が掲載されました

当館職員が執筆した論文「学生のための大学図書館へ!  ―大学図書館利用者激減に対する長崎大学附属図書館の改善の試み―」が、『図書館雑誌』9月号に掲載されました。

 

浜田館長と執筆者の職員Iさん

 

昨年度から当館では、浜田館長・河野学長のご指導のもと「学生のみなさんにとってより良い図書館とは」という原点に立ち返り、サービス改善のための様々な取り組みを行っています。このブログの更新回数が昨年度から大幅に増えているのも、情報発信強化という目標に沿ったものです。

 

論文では、現在の図書館が抱える課題を職員が共有し、改善のための具体的な目標設定を行ったワークショップの内容と、2022年3月までの取り組みを紹介しています。『図書館雑誌』9月号は、中央館3階学術雑誌コーナーにありますので、ぜひ読んでみてください。

 

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結果発表!「総選挙!私の好きな座席」

経済学部分館では6月1日から8月31日までのあいだ、
リニューアルオープン後1周年を記念していろいろなイベントを行いました。

そのひとつが「総選挙!私の好きな座席」で、
経済学部分館にある18種類の座席の人気投票をやってみようという企画でした。


館内で配布した投票用紙による投票とWEB投票の両方で
計149人の方から投票をいただきました。(複数回答可)

気になる投票結果の発表です。
堂々の1位に輝いたのは…


1階ラーニング・コモンズの「ファミレス風ソファ席」(81票)でした。
このタイプの座席は経済学部分館ならでは。
開放的な雰囲気に加え、ふかふかの座り心地。
みんなで楽しく勉強するのにも、
リラックスした時間を過ごすのにも、ぴったりの座席です。


2位は2階閲覧席の「1人用キャレル席」(59票)です。
図書館でじっくりと腰を据えて勉強したい人に好まれているようです。

続きまして…


3位、2階閲覧室「窓際カウンター席」(52票)
4位、2階閲覧室「間仕切り閲覧席」(49票)
5位、ラーニング・コモンズ「窓際席」(36票)と、

ベスト5までは、「1人で集中したい席」と
みんなで学習することのできる席」が並びました。
図書館が学びの場所として利用されていることが反映された、
スタッフとしても嬉しい結果となりました。

6位以下の結果はこちらです。


食事ができる1階情報サロンの「台形稼働席」や
授業で大活躍のラーニング・コモンズ「テーブルつき稼働席」も
よく利用されていることがうかがえました。
投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました。

1階グループ学習室や地下多目的室の座席は、グループ学習としての利用だけでなく、
就職活動のWEB面接などにも利用できます。

これからもいろんな目的に合った席を利用して
みなさんの学習や自主活動にお役立てください。

Rig

今月のひとやすみ写真館

不定期で写真を掲示している、ひとやすみ写真館

8月は長らくキャンパス内のみずみずしい緑たちの写真でしたが、

久しぶりに新しい写真に切り替わっています。

 

それがこちら。

突然の、クイズ!!

 

写真館全体はこんな感じです。

なんだか殺風景…。

写真を写真で撮ると、どうも粗くなりますね(腕がないのがバレてしまう)。

 

元の写真は、

このように↑館内のカーペットを撮影したものです。

館内に敷いてあるカーペット、実は一種類だけじゃないと知ってましたか?

今回の図書館クイズは、どの場所のカーペットなのかを当ててもらう問題になっています。

 

いつも座っているあの座席の足元、どんな色だったっけ?

という、軽い脳トレにもなりますよ♪

 

解答は写真の下に書いてありますが、ぜひ自分の目でも確かめてみてください。

 

 

K.O

夏休みも色々やってるよ!

 

9月になりましたね。

非常に強い台風11号が接近中ですが、皆さん備えはできていますか?

被害が少ないことを祈るばかりです…。

 

さて、中央図書館では以下のような企画を開催中です!

フクロウ館長と一緒に覗いてみましょう!

 

まずは1階から…

 

 

ギャラリーにて全学美術部による「夏季展」を開催中。

 

展示されている絵がとても素敵で思わずため息が…(いい意味のため息です)

私も趣味程度で絵を描くのですが、こんな風に描けたらなぁと思います。

自分の中をイメージを絵として表現できるなんて尊敬です…!

 

期間は2022年8月20日~9月16日です。

 

9月1日に新たに追加された作品もありますので、それ以前に御覧になった方もまた足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

そしてお次は2階へ…

 

(館長は歩いて階段を上られるようです…!)

 

 

 

累計100万部ベストセラー作家「喜多川泰」先生の展示を展開中です!

 

 

「運転者」や「手紙屋」をはじめ、喜多川先生の作品が勢ぞろい!

長崎大学キャリアセンター主催でオンライン講演会の開催が予定されています。

日時は以下の通りです。

 

2022年12月1日(木) 16:30~18:00

長崎県内の大学生が対象

 

講演会までに先生の作品を読んでおきましょう!!!

 

さて、お次は3階に…って、

 

 

あれっ…!!!

2階に館長がもう一羽…!?!?

 

ドッペルゲンガーに出会ってしまったと震えるフクロウ館長)

 

 

 

………気を取り直して3階へ!

 

(やっぱり歩いて階段を上られる館長、飛ばないのかなぁ?)

 

 

 

3階では企画はやっておりません(元々やりません)。

夏休みということもあり、ご覧の通りとっても静かです。

 

 

ちょっと人が多いのは苦手…という方には絶好のチャンスです!

お好きな席に座り放題!

 

 

いかがでしたか?

夏休み中も中央図書館は元気に開館しています!

本を借りるもよし、勉強するもよし、

企画展示を見るもよし、ちょっと休憩するもよし!

 

中央図書館に足を運んでみてくださいね!

フクロウ館長と一緒にお待ちしております。

 

 

土方京子

 

ジェンダー/セクシュアリティについて考える

中央図書館では、8月22日よりラーニングコモンズにて「ジェンダーセクシュアリティについて考えるための本」の展示を行なっています。こちらの展示は、ジェンダーセクシュアリティフェミニズムなどについて少しでも興味を持ってもらい、理解を深めてもらうことを目的としたものです。

その展示の中でも、「ジェンダーとかセクシュアリティとか最近よく聞くけど詳しくは知らない」という方に読んでもらいたい、入門編としておすすめの本を3冊紹介したいと思います。

 

まずはこちらの本です。

ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた:あなたがあなたらしくいられるための29問』 一橋大学社会学佐藤文香ゼミ生一同著

この本は、一橋大学ジェンダー研究のゼミに所属している学生さんたちが、友人などから投げかけられた問いに答えたものです。「HOP  STEP  JUMP」と三段階に分けて説明されているため理解しやすい1冊となっています。

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

次はこちらの本です。

『ひとりひとりの「性」を大切にする社会へ』遠藤まめた著

現在の社会についてトランスジェンダーである筆者の目線で書かれており、当事者の方々の気持ちを知ることができます。平易な表現で書かれているので、入門書としておすすめです。

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

最後はこちらの本です。

『マンガでわかるLGBTQ+』パレットーク著;ケイカマンガ

LGBTQ+についてマンガやイラストを用いてわかりやすく説明されています。「難しい本はちょっと……」という方でも読みやすい1冊です。

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

ラーニングコモンズでは、この3冊の他にもジェンダーフェミニズムセクシュアリティ関連図書を多く展示しています。興味のある本があれば、ぜひ手に取ってみてください。

 

LibrariE(ライブラリエ)で新海誠作品を!

学生の皆さん、夏休みの真っ只中ですね!
どこかに遊びにいったり、家でゆっくりテレビを見たりして
夏休みを満喫されている方や
アルバイトや就職活動、資格・試験の勉強など忙しい毎日を送っている方と
各々の夏休みを過ごされているかと思います。

さて、皆さんは今年の11月11日って何の日か知っていますか?
そう!新海誠監督の新作アニメ映画「すずめの戸締り」の公開日なんです!
新海誠監督が描き出す物語には、いつも気持ちを揺さぶられてばかりで
私は、新作「すずめの戸締り」の公開が待ち遠しいです。

今回はそんな新海誠監督が手掛けた映画のノベライズ作品を紹介します。

1冊目はこちら。


「小説 言の葉の庭
新海誠 著 KADOKAWA

甘酸っぱい恋愛を雨に絡めて描かれたこの作品。
美しく、丁寧な描写に引き込まれ、
読み手の心をつかんで離さない・・・そんな一冊です。

2冊目はこちら。


「小説 秒速5センチメートル
新海誠 著 KADOKAWA

主人公の貴樹を軸とした、人生の出会いと別れが描かれた作品であり、
大切な人と過ごした時間の意味を問いかけられるようで
人生の儚さと美しさを感じられます。

実は、今回ご紹介したこの作品は、2作とも
電子図書館サービスLibrariEで読めるんです。

  http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/siryo-search/ebook/
  (図書館HP>資料を探す>電子ブック)

LibrariEなら、長大ID/パスワードでログインすることで
自宅からでもPCやスマートフォン
お手軽に本が借りられるので、おすすめですよ。

皆さんも映画の公開を待つ間、
LibrariEで新海誠作品を読んでみてはいかがですか♪

龍神

【連載第22回】フクロウ館長イチ推しの本

『ダンプリングの歴史』 

バーバラ・ギャラニ著 ; 池本尚美訳 (原書房, 2019.8)

餃子(ギョーザ)が好きな僕。子どもの頃は兄弟3人正座して、父が作る小麦粉の皮を伸ばし、母が作った具を詰め込みました。

 

「これ何の形?」

「怪獣のガメラ!」

「違うよ、仮面ライダー!」

 

食べ物をオモチャにしたらダメよと、母の優しい声に包まれながら、僕たちは皮を丸め鍋に入れました。

 

それを水餃子と呼んでいましたが、どちらかというとワンタンに近く、蒸す時は包子(パオズ)に近かったと思います。

 

家族で餃子を手作りして食べる伝統は引き継がれましたが、昭和から平成に時代が移る中、鍋からホットプレート、手作りから出来合いの皮になり、僕の娘たちはテーブルに座り妻が作った具を包みます。

 

「これ何の形?」

ポケモン!」

 

ある年の父の日。娘たちがはしゃぎ、妻に優しく注意される光景は、私の子どもの頃と変わりません。ジュ~と焼ける音、焦げの香り、プレートから噴き出す湯気に包まれながら、僕はクレヨンで書かれた父の日のカードを受け取り、ビールのグラスを傾ける。僕にとって、餃子は平和で幸せの象徴なのです。

 

今回紹介する『ダンプリングの歴史』によると、ワンタン、包子、餃子はどれも広い意味で「ダンプリング」。「小麦粉の生地を丸めた味のよい小さな団子状のもの」で、世界中に120種類以上あるといいいます。饅頭(まんじゅう)、小籠包(しょうろんぽう)、イタリアのトルテッリやニョッキもその一種らしいです。ダンプリングという言葉は英語ですが、語源は「小さなずんぐりとした人」という意味らしいです。なるほど僕のような体型(笑)。

 

また、ダンプリングの代表格「餃子」の語源は、諸説ありますが「耳」。古代中国の張仲景という医師が、多くの人を助けるために栄養価の高いスープを作り、その中に耳の形をしたダンプリングを入れたことが始まりという記録もあります。

 

医療とつながっていると聞くと、医者の僕としてはなおさら好きになります。さらにこの本を読んでゆくと、ダンプリングはキリスト教でもユダヤ教でもお祝いの席で食べる風習が多いそうで、13世紀に描かれた「ダンプリングを食べる人」という有名なフレスコ画では、産後間もないマリア様が、ダンプリングを味見している召し使いを見つめています。キリスト誕生のお祝いの食卓にもダンプリングが並んだのでしょうか。

 

ダンプリング発祥の地は、マニアックな著者(欧州食品安全機関局長)でも突き止めることができていませんが、シルクロードの交易を通して、さまざまな文化が影響しあいながら進化したようです。

 

簡単に作れて栄養価があり、人が集う祝いの席で食べられるダンプリング。ロシアにペリメニウクライナにワレーニキという料理がありますが、形や具の触感が似ているそうです。両国民が安心してダンプリングを食べられる日が来ることを切に願いながら本書を読みました。ホッホホ~。

 

【追伸】ちなみに僕のおすすめ餃子の店は、思案橋にある「とり福」。美味しい一口餃子と鳥のから揚げと、気風のいいママの笑い声と愉快な大将の話が聞けるお勧めのお店ですよ、ホッホホ~~。

 

長崎新聞 2022年5月掲載記事を加筆)

 

 

▼所蔵情報 

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

【黒にゃんこ司書のつぶやき】

こんにゃちは!黒にゃんこ司書です。ダンプリングという言葉、みなさんはご存知でしたか? 「小麦粉の団子」と言われて私が真っ先に思い浮かぶのは、熊本名物・いきなり団子ですが、ダンプリングとはちょっと違うのかな。それにしても今回の書評を読んでいると、餃子が食べたくなります・・・今夜のメニューは餃子とビールで決まり! それじゃまたにゃ~♪